バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

さて、今回レビューをお届けするのは、類まれなるブレンド技術が高く評価されているコニャック生産者「バッシェ・ガブリエルセン(Bache Gabrielsen)」の2つのXOコニャック。

バッシェ・ガブリエルセンといえば現在日本にもいくつか輸入されており、コニャックファンの間でも高い人気を誇ります。数量限定で出されているDUPYIもバッシェ・ガブリエルセンのブランドの一つですね。

バッシェ・ガブリエルセン XO Thomas Prestige Cognac

まず今回のレビュー1本目はバッシェ・ガブリエルセンXO Thomas Prestige Cognac。

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

後にバッシェ・ガブリエルセンの創始者として知られることになるE. Dupuyに敬意を表して作られたこのコニャック。

現セラーマスターであるJean Philippe Bergier氏が熟成庫の奥深くからグランドシャンパーニュとプティットシャンパーニュの樽を厳選してブレンドしたフィーヌシャンパーニュコニャックです。

※フィーヌシャンパーニュコニャック=グランドシャンパーニュとプティットシャンパーニュのブレンドで、グランドシャンパーニュ産コニャックを51%以上含むコニャックの事。

正確な熟成年数は不明ですが、商品説明によるとseveral decadesとのことですので、少なくとも20年以上の熟成はあるものと思われます。

私が手にしたボトルはボトルNo 99919。

何かボトルサイズ大きいなと思ったら700mlではなく1000mlのやつが送られてきたようでした(笑)なお、Cognac Expertで売っているボトルは通常の700mlです。

バッシェ・ガブリエルセン XO Thomas Prestige Cognacの香り立ち

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

まず最初に捉えられる香りはグランドシャンパーニュにも特有のオレンジ系の心地よい香り。その後シトラスやミントを思わせる少しスッキリとする香りが鼻を抜けていきます。

その他にはシナモン、白コショウ、革といった熟成由来の香り。

アルコールのツンツン感はほとんど感じません。

あれ?これは予想よりもしっかりと熟成されているのかも。

味わい

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

大変バランスが良く芳醇。

香り立ちで感じたオレンジ感もあることながら、よりシトラス感と、予想よりもチョコレート感が舌の上に乗ってきます。

フィニッシュはややスパイスの効いた印象。

熟成年数的には30年くらいいっているのではないでしょうか?

バッシェ・ガブリエルセン XO

こちらは現在バッシェ・ガブリエルセンのスタンダードXOとしてラインナップされているボトル。

ボトル形状は丸く重厚感があります。

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

こちらはメインとしてグランドシャンパーニ、プティットシャンパーニュ、ファンボアといった3つのコニャック生産域から厳選された原酒がブレンドされたボトルです。ブドウの品種としてはユニブランがメインですが、一部フォルブランシュも使用されているようです。

熟成年数は平均20年程。最長で30年のブレンドだそうです。

バッシェ・ガブリエルセン XOの香り立ち

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

まず第一印象としてバナナ、プルーンなどの甘く温かな果実の香り。

そして砂糖漬けされたオレンジはじめドライフルーツ、ココアのような甘い香りが鼻を楽しませます。

ほのかにジャスミンなどのフローラルな香りがバランスをもたらします。

香気成分としては結構複雑な方。

グランドシャンパーニュとプティットシャンパーニュの力強さとプティットシャンパーニュのフレッシュさがうまく調和しています。

味わい

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

香り立ちに感じたバナナ感にプラスしてよく熟成されたグランドシャンパーニュに感じるオレンジ。そしてキャラメルのような濃厚で甘い余韻が舌に乗ります。

アーモンド感もありますね。

グランドシャンパーニュとプティットシャンパーニュの力強さとプティットシャンパーニュのフレッシュさがうまく調和しています。

これはCognac Expertで118ユーロ(約1万4千円)なのですが、この価格帯としてはかなり良いのではないでしょうか。

2つのXOを比較して

今回比較したバッシュ・ガブリエルセンの2つのXOはどちらとも価格帯は同じくらいでした。

1つ目のバッシュ・ガブリエルセン XO Thomas Prestigeは128ユーロ。

2つ目のバッシュ・ガブリエルセンXOは118ユーロ。

しかしながらその特徴としても大きく異なるこの2本。

バッシェ・ガブリエルセン日本未入荷2つのXOコニャック飲み比べ

大きく特徴を分けるとするとXO Thomas Prestigeの方がよりスパイシー。通常のXOの方がより甘みを感じるコニャックと言えます。

余韻の長さとパンチでいうとXO Thomas Prestige、味の優しさと重厚感でいうと通常のXOにそれぞれ軍配が上がります。人によっては通常のXOは少し人工的と感じる人もいるかもしれません。

しかしながら全体的なクオリティとしてはやはり流石のブレンドといったところ。

私個人的にはXO Thomas Prestige推しですが、どちらも大変おススメできる良いコニャックです。

それぞれCognac Expertで購入可能ですので是非チェックしてみて下さい。

バッシェ・ガブリエルセン XO Thomas Prestige Cognac

バッシェ・ガブリエルセン XO

 

 

 

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日本で最大級のブランデーサイト「Brandy Daddy」を運営。当コニャックエキスパートブログでは主にCognac Expertで入手可能なコニャックをメインに紹介レビューを行います。WEBを介して唯一無二の日本とコニャックの架け橋になれるようコニャックの魅力をお伝えします。※紹介がメインなので基本的に全てポジティブな視点でのレビュー記事となります。

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